狂った一頁
今夜は朝日ホールまで行ってきました。いよいよ２週間後に迫ったフランス公演を前に、まさに作曲も佳境というこの絶妙のタイミングで、なんと、その『狂った一頁』のプリント上映会が催されたのです。 これまで本誌でもさんざ言及してきた通り、数奇な運命を…
今夜は朝日ホールまで行ってきました。いよいよ２週間後に迫ったフランス公演を前に、まさに作曲も佳境というこの絶妙のタイミングで、なんと、その『狂った一頁』のプリント上映会が催されたのです。 これまで本誌でもさんざ言及してきた通り、数奇な運命を…
資料として注文しておいた『狂った一頁』サントラが１枚、AMAZONから届きました。イギリスの耽美系オルタナバンド（と呼んで良いのかわかりませんが…）In The NurseryによるCD。収録時間は、上映時間とほぼ同じ。 このバンドは、当方の知る限り2004年の夏に…
資料として注文しておいた『狂った一頁』サントラが１枚、AMAZONから届きました。イギリスの耽美系オルタナバンド（と呼んで良いのかわかりませんが…）In The NurseryによるCD。収録時間は、上映時間とほぼ同じ。 このバンドは、当方の知る限り2004年の夏に…
衣笠貞之助『わが映画の青春 日本映画史の一側面』（中公新書, 絶版） 「『狂った一頁』の実験ー新感覚派映画連盟時代」の章で、この映画について衣笠監督自身が詳しく語っています。以下に概略を。 ＊ ＊ ＊ 1926年。衣笠30歳の年、『狂った一頁』のプロジ…
衣笠貞之助『わが映画の青春 日本映画史の一側面』（中公新書, 絶版） 「『狂った一頁』の実験ー新感覚派映画連盟時代」の章で、この映画について衣笠監督自身が詳しく語っています。以下に概略を。 ＊ ＊ ＊ 1926年。衣笠30歳の年、『狂った一頁』のプロジ…
鈴木晰也『人生仕方ばなし―衣笠貞之助とその時代』（ワイズ出版） 『狂った一頁』リサーチを続けてます。 本書は衣笠監督の評伝。著者は長きにわたり製作方として日本映画の現場に携わった人物。これは衣笠個人の経歴であると同時に、日本の大衆芸能が芝居か…
鈴木晰也『人生仕方ばなし―衣笠貞之助とその時代』（ワイズ出版） 『狂った一頁』リサーチを続けてます。 本書は衣笠監督の評伝。著者は長きにわたり製作方として日本映画の現場に携わった人物。これは衣笠個人の経歴であると同時に、日本の大衆芸能が芝居か…
映画『狂った一頁』のリサーチも地道に続けております。 京橋の国立近代美術館フィルムセンター（NFC）に行ってみた。タイミングの良いことに、ここで今『生誕110周年記念 衣笠貞之助の世界』なる企画展示が行われていると知り、朝っぱらから（例によって息…
映画『狂った一頁』のリサーチも地道に続けております。 京橋の国立近代美術館フィルムセンター（NFC）に行ってみた。タイミングの良いことに、ここで今『生誕110周年記念 衣笠貞之助の世界』なる企画展示が行われていると知り、朝っぱらから（例によって息…
『狂った一頁』（衣笠貞之助監督・1926年日本映画）を、折にふれて観ている。 『アンダルシアの犬』『カリガリ博士』『人でなしの女』といった20世紀初頭ヨーロッパの実験映画に比較されて語られる事の多い「日本初のアバンギャルド映画」。よく名ざされるわ…
『狂った一頁』（衣笠貞之助監督・1926年日本映画）を、折にふれて観ている。 『アンダルシアの犬』『カリガリ博士』『人でなしの女』といった20世紀初頭ヨーロッパの実験映画に比較されて語られる事の多い「日本初のアバンギャルド映画」。よく名ざされるわ…
