大阪そしてSEQUEL

WONO2007-11-06



羽田空港で江夏くんと待ち合わせて、大阪に向かう。場所は、ふだんIMIスクールの講義をしているのと同じ彩都メディア図書館だが、今日は江夏くんが講師を務める別スクール「デジタルサウンド講座」にてゲスト講師。


自分仕切りのワークショップなどと比べれば、カリキュラム作成も講義の進行も江夏氏まかせで、こちらは受講者の作品にチョロチョロとコメントするだけであるから実に気楽。とは言え、社会人も多い受講生の本気度は大学とは比べものにならないほど高い。しぜん、こちらもリキが入ろうというもの。夕刻から夜22時すぎまでというハードな時間帯ではあったが、江夏くんの熱いテンションに引っ張られて(いや本当に熱いんです彼の語り口…)当方もそこそこベシャりまくる。平日のうえ終了時間が遅いので、受講生と打上げとかができないのだけは残念だった。


ところでこの講座がスタンダードとしているDAWソフトが、この夏STEINBERGから発売された『SEQUEL』


これ、先日のマリモスタジオでデモってもらい初めて知ったんだけど、かなり凄いことになってます。『GARAGE BAND』じゃ物足りないけど、『ABLTON LIVE』だと難しすぎる…なんて感じてる人にちょうど良さそう。と言えばなんとなく想像がつくでしょうか。いわゆる『ACID』系というか、サウンド素材を貼りつけてループで曲を作ってく方式。効きのいいVSTエフェクトも装備されてて、マスターミックスまでシームレスに作業できるソフトです。


さらには、実売たった16,800円(初音ミクよりチョイ高い程度…)なのに、5000種類もの音源ライブラリとソフトシンセが最初から入ってる。正直この音源部分だけでモトは取れるって感じ。難しい事はいいからとにかくこれ1つですぐに音を出したい!というエントリーユーザに最適ではないかと。