踊れ!(考えながら)


今日のデザイン論ゼミ(通称ダンスミュージックゼミ)は、夏休みの宿題であったフィールドワーク調査の研究発表。


いきなり「夏という季節はダンスイベントに向いているか?」「リンディホップ・ダンスにおけるソロとペアの違い」「クラブにおける”盛り上がり”の条件」と、いかにも面白そうなテーマ続出。


どれも目のつけどころは良いんだけど、肝心の現場で採集した「証拠」とその「分析」が手薄で、なかなか納得できる発表にまとまらないのが残念。客観的な記述よりも主観的な印象が前面に出すぎてしまう傾向がある。


また発表者の多くが、ダンス「ミュージック」よりも「ダンス」そのものに興味が行きがち。講座の主旨からは外れるものの、逆に「ミュージック」にばかり注目してしまいがちな当方の気づかないトピックを取り上げてくれる利点もあるので、これはこれで面白い。


次週もマニアックなネタが多発しそうなので期待大。