適度の緊張は健康の秘訣

今日の仕事は横浜。
ホテルキャメロットジャパンという微妙に渋い会場で、ブラックベルベッツの演奏である。


仮面ライダーシリーズ」「ウルトラマンシリーズ」などを手がける監督・脚本家、高田拓土彦さんの出版記念パーティ。ここで「ハコバン」として、いわゆる「えー皆様それではご歓談を…」タイムに色を添えるムード音楽の演奏を行なうのである。まさしくこのバンドの本領発揮。


とりあえずパーティ開始のオープニングテーマに、最近の定番となっている「太陽にほえろメインテーマ」をガツンとかます。よっしゃ!決まった! しかし場内、水をうったように静まりかえっている。「?」 …ふりかえると、ステージ上の横断幕には白地に黒々と「極道の紋章(やくざのだいもん)出版記念パーティ」の太文字…。さらに客席を見ると、どうみてもカタギと思えない、異様に貫禄たっぷりの年配の方々や、黒スーツに短髪で目つきが妙に鋭いガタイの良い若者たち…。果たしてオープニングに刑事ドラマの主題歌がふさわしかったのかどうか確認する術もないまま、パーティは進行していった。


やがてスピーチのために壇上に上がったこれまたどうもカタギに見えない浅黒く日焼けした背の高いサングラスの男性。開口一番「三浦和義ともうします。死んだと思ってる方も多いんじゃないでしょうか(笑)」とかまされても…。笑う場面なのかどうか判断がつくはずもなく。主宰者の人脈の広さに驚くばかりでした。


いや近年まれにみる緊張感いっぱいの職場だったなー。