中央フリーウェイ


その後もひそかに毎月の連載が進行している『作曲世界遺産』今号も無事入稿。〆切を大幅に過ぎてからであるが…


今回は松任谷…じゃない荒井由実『中央フリーウェイ』という大ネタ。小学生の頃、姉がよく聴いていた記憶がある。イントロのエレピを聴くだけでクロスオーバー・イレヴンな昭和の空気(クレイジーケンバンドが再生産し続けてくれているアノ感じ)がパーッと蘇ってくる。


しかし、あらためて採譜してみると、子供の頃なぜあれほどオシャレで都会的な曲に聴こえたかよくわかります。要するにコードと転調の妙なのだが…詳しくは本誌で。


そういえばこの曲にまつわるトリビアを調べていて、いちばん「目からウロコ」だった話。


この曲のタイトルをきくと「アメリカと違って日本じゃ有料だから、中央高速は『フリーウェイ』じゃないんじゃないの?」なんてケチつける人が必ずいるんだけれど、アメリカの「フリーウェイ」は単に信号がないノン・ストップの道の事なのですね。チャージがフリーって事じゃなくて。ま、知ってる人には常識だったかもしれないけど。ちょっとすっきりしました。


ついでに、YOU TUBE映像も見つけました。おそらく当時のTV番組か?なんとムッシュかまやつユーミンのデュオ。


レアすぎる…。
しかも後ろでベース弾いてるのは細野さんではないかと!