デスプルーフ最高!


というわけで『デス・プルーフ』観てきました。やっぱタランティーノ最高!ゲラゲラ笑ってしまった。間違いなく今年の、いや俺史歴代「エンドタイトル出た瞬間に拍手したくなる映画」グランプリ決定。「えーッ?こういう展開になるかーッッッ」と叫びたくなる異常&ハイテンションな展開は『発狂する唇』並みの馬鹿度の高さに思えたが、構造だけみると実は「赤ずきんちゃん」のような物語の類型をきちんとおさえた王道のストーリーテリングとも言える。って、うーん観てない人には何を言ってるのかわかんねえだろうなあ…。


とにかく、上映期間が短いようなので、もしも以下のキーワードに一つでもピンと来たなら、すぐに映画館に走るべし!(フィルムや映画館というメディアそのものをネタにした映画なので、上映を見逃して後からDVD買って家で観る…なんてのは論外)ジュークボックス、テキーラショットガン、ラップダンス、ホットパンツ、チアガール、70年代ニューシネマ(特にヴィークル・ムービー。『バニシング・ポイント』『バニシングIN60』!!『爆走!キャノンボール』!!!『激走!5000キロ』!!!!以下略)、『ニューヨーク1997』(合言葉は『スネークと呼べ』)、ラス・メイヤー(当然、『ファスター・プッシーキャット キル!キル!』)、『クラッシュ』ポール・ハギスじゃなくて、クローネンバーグの方)、手塚治虫『おんぼろフィルム』西部警察…えーと結論。「女性の足は地球を測るコンパスだ」(F.トリュフォー


グラインドハウス』2本立て、今度はロドリゲス篇が楽しみです!


(全然レビューになってないな)