会議と寿司とサルベージ


重要な会議2件。非常に疲れる。が勉強にもなる。こういう案件にはこういう争点があり得るのか、こういう案件にはこういう数字の根拠が必要なのか…といったケーススタディ。プレゼンテーションは、常にそれ自体が次のプレゼンテーションのための情報収集のチャンスだ。


会議の後、あわただしく音響構成論ゼミの教室へ。先週のコンピCD『寿司』企画、デモ試聴会。1週間で作品のデモ制作というミッションはプロでもハードなものだが、皆よくやってきている。(プロではないからこそ、か?)『イクラ』が何やらツブツブとしたパルスが空間に拡散した曲であるとか、『穴子』がどんよりぬるーりとした曲であるとか、質感のレベルで妙に即物的な描写音楽が多くて、そこが今、逆に面白い気がする。(まだ体調も悪いせいもあるが)講評はほとんどせず、試聴の後はマスタリングなど実作業の打ち合わせを指示して、当方はフェードアウト。


帰宅後、妻のコンピュータ不具合を直そうと悪戦苦闘。消去したデータをどうしても復旧したいので、『ファイル・サルベージ』なる廉価なソフトをネット経由でダウンロード購入。これが、ディスクのサーチにやたら時間がかかった末うまくいかず。ムッとしてさらに高価な『データレスキューII』も購入。これはかなり良い予感があったのだけど、結局うまくいかず。不具合も嫌なものだが、投資の対費用効果ゼロってのも精神的ダメージ多し…。まあこういったソフト、持っていればいずれ使う機会があるとは思うけれど。