ヴァーチャルディスコ

WONO2007-06-28



デザイン論ゼミの学内発表会。
ゼミ生の企画による仮面舞踏会が催された。


仮面というか、いつのまにかコスプレ+ディスコのような謎空間になっていたけれども。これもダンスミュージック研究の一環なのである。閉鎖空間を設定し、刺激に対する人々の反応を調査する「実験」だ。


実験環境を用意するために、研究費で調達したミラーボールやムービングライトを仕込み、DJブースからPAまで設営して、学内のホールをダンスフロアに改造。お立ち台、クローク、ドリンクバー(無料かつノンアルコール…一応、授業の一環だからねこれは)まで仕込んでの空間設計は、突貫作業と思えぬクオリティに仕上がった。大道具だの小道具だの手を動かす作業になると学生みんな実に良い動きをする。さすが美大


客入れのユルめクラシックスで始まり、アゲ系のハウス、懐かしのチークタイム(ええ『メリージェーン』回しましたとも)、ダンス・パフォーマーのショーケース、最後はグズグズになれ合いの学生DJ合戦…という濃厚な流れの3時間は、ほとんど宵の口から明け方までのダンスフロアの流れをギュッと凝縮した世界に思えた。アルコールも入ってないのに客もスタッフもめっちゃハイテンション。終演後ホールを出たら外はもう朝?…なんて錯覚に陥るほど。当方もサポートDJとして、久々4つ打ち回したりしてしまいました。短時間なので主にネタ勝負って感じで。猪木ボンバイエは不滅であるとか、SMAPは男女問わず超ウケるとか、パフュームは意外にウケないとか(苦笑…)微妙な発見はありましたが、ま、単純に楽しませていただいたっす。


しかし搬入搬出の、サブウーファーを始めとする重量級機材の運搬や設営はTBC(タマ・ブート・キャンプ)と名づけたくなるほどの減量効果あり!まあ実際に運んだのは学生なんだけど、仕切った当方も死ぬほど疲れた。もう当分やらんぞ、こんなこと!