元祖悪女受賞

最低映画を讃えるアワード ラジー賞。
毎年楽しみにしています。
ついに発表になりましたね！

今年は、ワースト作品賞・ワースト脚本賞・ワースト続編賞の３部門を『氷の微笑２』が制覇。シャロン・ストーンはワースト主演女優賞も獲るという快挙。『氷の微笑』と同じくヴァーホーヴェンが監督してたらワースト監督賞も獲れただろうに（＊）

シャロン・ストーンは他にもワースト・カップル賞でノミネートされていたが、これは惜しくも逃した模様。（ちなみにノミネートは『シャロン・ストーンと彼女の両側に垂れ下がった胸』に対して、でした…）もし特殊効果賞があったら、シャロン・ストーンをレタッチするVFXに対して与えられたであろうこと必至。

ところで、こちらは、ま、とるにたらないニュースですが、毎年ラジー賞の翌日に発表されるアカデミー賞の結果も出ましたな。評論家の町山智浩さんが事前に出していた予想が凄い！こんなに当たってます。

作品賞「ディパーテッド」
監督賞　マーティン・スコセッシ
主演男優賞 フォレスト・ウィテカー
主演女優賞　ヘレン・ミレン「ザ・クイーン」
助演女優賞　ジェニファー・ハドソン「ドリームガールズ」
脚色賞　「ディパーテッド」
視覚効果賞　「パイレーツ・オブ・カリビアン／デッドマンズ・チェスト」
長編ドキュメンタリー賞「不都合な真実」

予想の根拠にもいちいち説得力があります。
「ダチの多い俳優がやたらと大勢出てる」のが作品賞の条件…とか。

↓こちらで
ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi

＊ 1995年の授賞式には、ワースト作品賞「ショーガール」のポール・ヴァーホーヴェン監督がトロフィーを受け取りに現れて大絶賛を浴びたという逸話がある（普通は無視するわな）。