大ハードな一日

WONO2007-01-25



具合が悪いと病院に行った妻が、そのまま入院することになった。入院は初めてではないのだが、今回はけっこう長くなりそうだ。間の悪いことに今日はライヴの当日。子どもの世話と、妻のケアと、仕事をうまくやりとげられるか。「Think, Think, Think...」と『ダイ・ハード』のブルース・ウィリスよろしく今後の段取りを必死に考える俺。時間はあまりない。


今日はたまたまベビーシッターさんをお願いしていた(うちは妻が元気な時でも、当方が夜に仕事が入る時は大体そうする習慣なので)のが幸い。まずはパジャマとかタオルとか必需品をかき集め、息子を連れて病室に駆けつける。ドクターの説明を受けて手術の同意書にサインし、あわててタクシーで下北沢へ。男アグネスチャン状態(たとえが古いか…)で子連れのままリハーサル参加。


さすが我がメンバー、心得たものでキーボード周りは完璧にセッティング済み。助かった。駆け込んでそのままサウンドチェック。それからちょっと街に出てカフェで打ち合わせ(息子にはジュース飲ませつつ)。妻が前髪を短く切ったばかりの息子は、メンバーに「クラムボンの郁子ちゃんみたいだね」とか「中国の子どもみたいだね」といった温かい言葉を受けていた(笑)


懇談する間もなく、シッターさんの訪れる時間に合わせてミーティングを退出し、自宅へ。食事や着替えの手配をつけ、息子を預けてから、また下北沢へ戻る。運良く出演順は最後なので、時間は余裕
余裕。ふーーーー。


そんなわけで本番。始めてみたら、気づくと他のメンバー全員が酔っぱらってて(解説:出演が最後の場合、リハーサル順が最初になるので、リハ終了から本番までかなり長い時間が空くのである。当然みんなはその間酒を飲み続けていたようです)ものすごいライヴになってました。酔っぱらいの特徴は時間の感覚がなくなること。長い長い!


どのぐらい演奏してたのか。終わって時計をみると、やばい!シッターさんが帰ってしまう時間だ。申し訳ないけど機材の撤収はまたまたメンバーにまかせて、せっかく遊びに来てくれた多摩美の学生とも話す間も全くないまま、「じゃっ!」と皆に挨拶だけしてタクシーに飛び乗り、渋東へ急行。時間ぎりぎりで帰宅に成功。シッターさんが帰った後、まだ起きてた息子を寝かしつけて、シャワー浴びて、ようやく一息つく。長い一日だった…


…おっと、まだ寝るわけにはいかない。明日の講演?の、ネタを仕込まなきゃ! とほほほほ。うー眠い…。