マッチポンプ2


ネットで情報収集とトライの日々が続く。


まず、システムが手持ちのMIDIインタフェイスを認識しないもんで、メーカのサイトからそれらしきドライバをダウンロードしてみるが、全然ダメ。ずいぶん古い機材だから、ドライバが対応してなくてもしょうがないけど。物理的には何も問題ないのに、コンピュータ側のバージョンアップのせいで使えなくなるのは納得がいかないなあ。しかし背に腹は変えられず。いずれ何か新品を買うしかないだろう。


次は最重要アプリである音楽ソフトの「Digital Performer」。これが旧バージョンなので(旧バージョンで特に不都合はないのだが…)起動こそするものの画面のどこかを1クリックした瞬間すぐにハングアップして勝手に終了してしまう。おいおいおい! やむをえず最新版にバージョンアップせざるをえない。販売元の指示に従い、バージョンアップ依頼書を郵送(今どきオンラインで発注できないのは何か理由でもあるのだろうか)この夏のアルバム制作作業、既に3週間をふいにしているが、バージョンアップが済むまで、まだあと1週間は作業中断が続くと思うと気持ちが暗い。


続いて、これも重要な「Max/msp」。これまた、この春に購入したばかりのバージョンが起動できなくなってしまった。折よく最新版が発表されたというので、販売元にバージョンアップ依頼すると、すぐに「日本版としてはまだ対応してないので、米国内のメーカーまで直接リクエストしてください」と返答がきた。さっそくメーカーサイトのメールフォームからリクエストを送ってみたが…(いまだ返答なし。どうなってるんだ?)



ところで気づいたら明和電機ファンクラブ会報の原稿、〆切がすぎていた。すぐ書いて送らねば。この原稿はレイアウトやイラスト込みで引き受けているので、画像ソフト「illustrator」で作っているが、これもmacbookでは使えなかった。とりあえずメーカのサイトに行ってみたら「illustrator」ってソフトがそもそも既に存在しないんですね。最新版の「illustrator CS」30日だけ試用できるデモ版があったので、これをダウンロード。従来のものとの互換性は完全だったので、これを使ってなんとか原稿を制作しました(1ヶ月後には入手しなければならないってことか)


と、この調子で、不具合が出るたびにソフトをバージョンアップ…って作業がしばらくは続くわけだ。当ジャーナルにもしばらくはこの調子で、まるでパソコン雑誌のような話題と用語が並びそうである。涙。