現状報告


最近、当ジャーナルも大学の話ばっかりな気はしますが、もちろん本業(って今や何が本業かよくわかりませんが…)の音楽制作およびその発表についても、水面下で進行しております。


とりあえず「SAUVAGE」アナログ盤は、既にマスタリングもアートワークも完了して、あとは発売を待つばかり。


あとは、ずっと前に音源制作済みのもので、この夏に安田寿之さんのレーベルMEGADOLLYから出るコンピレーション・アルバムに1曲提供。「モノフォニック」がアルバムのコンセプトということで、ステレオ定位を全く使わないという「縛り」で遊んでいます。


そして、この秋あたり発表予定の次回作CD。既にコンセプトは明確に決まってます。「SONATA for sine wave and white noise」の続編といえばなんとなく想像がつきますでしょうか。現在すこしずつ曲ができつつあるところですが、そのうちの1曲が早くもヨーロッパの某DVDマガジンからサンプル使用させてほしいというオファーがあって契約準備中。授業の準備(例によって自転車操業)に追われつつ、合間をぬって他の曲もつくり続けてます。


しかし、ちょいと楽曲を作っては中断して別の作業にかかるなんてことができるのは、デスクトップ完結のトータルリコール時代ならではの便利なところだ。(と言っても既にテープ録音時代を知らない学生とかの世代には何のこっちゃ?って感じでしょうが…)便利すぎて、いつまでたっても作業を止められない(ここで曲が完成!っていうゴールが決め難い。まだ何かエディットとか加工とかできるんじゃないか?って未練がましくなっちゃう)というのが、最大の欠点だけれど。