新学期

勤務先の多摩美術大学。今週から新学期が始まった。


昨日の「音響構成論ゼミ」は、サウンドをつくっては持参してはああだこうだ言いあうワークショップ。今日の「演奏論ゼミ」は、身体動かして即興演奏やってはああだこうだ言いあうワークショップ。学生は、ま、それぞれ10人もいれば十分。少数精鋭で好き放題やりたいではないか。


と思ってたら昨日も今日も予想をはるかに上回る大盛況。うーんライヴにもこれだけ来てくれると良いのだが(苦笑)いやしくも「美術」大学にこれだけ音楽好き(それも自分でつくりたい、演りたいってタイプ)が棲息しているという事実は、素直にうれしい。


しかし現実には人数をしぼりこまざるをえないわけで、その資料としてアンケートを書いてもらったり、サウンド作品を提出してもらったり。サウンドの方はこれからじっくり聴くとしても、ちらちら読んだアンケートからは音楽への熱い思い!!!が伝わってきて、選抜するのが非っ常ーーーーに申し訳ない気持ちです。小屋のキャパが小さすぎてせっかく来てくれたお客さんを入れられない状態というか、せっかく買いに来てくれたお客さんに在庫切れでCDが売れない状態というか。いや違うか。


ともあれ、何かがスタートするとき特有の期待と高揚と緊張感の入り混じったこの季節。けっこう、好きです。