モーグ12連発


モーグ原稿の執筆,1枚のCDにつき200字という,ほとんどコメントのような短いレビューなんだけど,12枚一気に書くってのはやはりキツいものです.それぞれの整合性も考えながら何度も書き直しつつね.で選んだのは結局,この12枚.



エマーソン、レイク&パーマー『展覧会の絵』


リック・ウェイクマン『ヘンリー八世の六人の妻』


ハービー・ハンコック『サンライト』


リターン・トゥ・フォーエヴァー『浪漫の騎士』


ジェフ・ベック『ワイアード』1976


パーラメント『ファンケンテレキーVSプレイスボ・シンドローム』


クラフトワーク『アウトバーン』


ディーヴォ『頽廃的美学論』


ジャン・ミッシェル・ジャール『オキシジェン7-13+1』


ステレオラブ『エンペラー・トマト・ケチャップ』


ムーグ・クックブック『ムーグ・クックブック』


ジャン・ジャック・ペリー『ムーグ・インディゴ』

古典的なネタばかりでなんだけど,一応モーグ・ビギナーのための入門的なコンセプトなもので.「なんでアレ入れないの?」とか「ミニモーグだったらコレ入れにゃ!」みたいなツッコミ大いに歓迎.また同じような事やる時に参考にさせていただきます.(…って,もうしばらくモーグネタはないと思うが… あっても辞退させていただくが…


ところで今回のように文字数が少ない時は特にだけど,「てにをは」を変えたりして字数ぴったりに収めるってのはけっこう文章書きの悦楽であったりするんだけど(ちっちぇえ自己満足….)印刷されたものを見ると案外「あと2文字入れられるじゃん!」とか「ここで改行されるんだったらここの読点とっちゃうのに!」と欲求不満が出てくることが多い.レイアウトされた版下で校正させてくれると良いのにと思うけど,これってDTP全盛の今日では省略されちまうプロセスみたいで,いささか残念.


改行にも,文字詰めにも,やっぱ愛がなくちゃね.

(と言いつつ,この文章がどんなレイアウトになるかは,読者まかせなんだけどね…)