RT-20

WONO2007-08-28



例のコンボオルガンに合わせてエフェクターも買ってみた。ロータリースピーカーのシミュレータ Roland RT-20


ブラックベルベッツでここ数年使っているオルガンは Roland VK-8。これにはロータリー・エフェクタは内蔵されているのだが、どうも音が、いわゆる「ハモンドレスリースピーカー」のあのホワンホワンホワンホワン…ってサウンドにならないのだ。上手く設定してないだけかもしれないけど。


で、パパッとその場でスピードを変えられて、それらしい音になる外付けシミュレータを探していたわけだ。本来なら、レスリーの音が欲しけりゃレスリー買えよ、ってのが筋だと思うが、何しろ大きすぎるからなー。どう考えてもトラウマリスでのプレイは不可能だし(笑)


レスリーのようなロータリー効果を出せるエフェクタはけっこう色々あるので (これとか)迷ったものの、このRT-20に決定。これが大正解でした。ON/OFFとFAST/SLOW切替の2種類フットスイッチがあるのも使いやすいし、アンプの歪み感までシミュレートできるので、そのままライン録音する時など重宝しそう。


回転スピードや深さなどはダイヤルで微細に変えられるんだけど、面倒な時はとりあえず12時の位置に合わせると大体イイ感じの音になるよう設定されている(しかもそこに軽く引っかかるようになっている)ってのも、親切な設計。やはり単体エフェクタは良いなー。


さっそくYC-20にこれを通してみたら、うんうん!思い描いていた古くさいラウンジ感、かなり出てきました。さしあたっては次の銀座のライヴ、こいつでプレイしてみようと思います。