日立パワースター


ちょっと前に作曲したCMがオンエアされています。

日立パワースターきれい宣言「あかちゃんと排気」篇
http://www.hitachi-ad.net/tv/20061114_28249/20061114_28249.html

叙情派してみました…





それにしても。ルーティンとなっている大学の講義とその準備のための毎週3夜程度の徹夜、それに加えてCM音楽の制作、ブラックベルベッツのCD制作打ち合わせ(ここだけの話ですが来春ようやく2枚目が出そうです)来月プラハでの公演の準備(詳細はまた)さらに来春のフランス公演の準備やアー写の撮影……と地道に多忙をきわめる日々が続いています。


そんな中で本日は高橋周平さんの「総合講座デザイン論」にゲスト講師として招聘されました。


うーん年末も近づいた今日この頃、キーノートで資料プロジェクションして映像論とか音楽論マジに語るってのもいいかげん飽ききった感があるなー。ほんじゃここはひとつライヴ演らかすか!と決めたまでは良かったが、教室はPAのピの字もない大講義室(なのにキャパ500人!ってのが問題だ)。そこをなんとかするのがプロ、と知恵をしぼった。学内の別ホールやら私物やらかき集め、レンタカーのライトバンで自宅からも機材を運んで早朝から仕込み、無理やり講義室をコンサートホールに仕立てた労力を察していただきたい。


とりあえずは立ち見まで出るオーディエンスの盛り上がりに救われたって感じです。椅子と机が固定式なので踊ってもらえなかったのが心残り(久々にエルニーニョ系の選曲だったもので。次回こういう事があったら立ち見の会場に変えてもらいたい)無粋な蛍光灯照明を全OFFして映像プロジェクションを照明がわりに使うという戦法も功を奏したようです。朝までかかって自ら映像編集した甲斐があった。おかげで本番中に足がつりそうになりってあせりましたが…(←睡眠不足だとなりやすいそうです)


で、後半は周平さんとの「おやじトーク」タイム。最初のライヴで義務は果たした気分なもんで完全にゆるゆるの深夜放送(オールナイトニッポン2部ぐらいの)モード。学生からの質問に答えながら周平さんとだらだら雑談するだけという画期的な方法で講義時間を乗り切ったのであった。仕込みと演奏で本日のエナジー使い切ったためトークは正直ヘロヘロでしたが…。


そんな日なのに、このライヴの前に2コマ、後ろに1コマ、全く別の授業まで担当したんだから心底つかれたよ…。いやまったく、楽して稼げる商売はないと強調しておきたいです今日も。心から。